富士フイルムより「X100」シリーズの新製品「X100VI」が2024年2月20日（火）に正式発表されました。カラーは「シルバー」「ブラック」の２色展開、店頭予想価格は281,600円前後で３月下旬に発売予定だそうです。
今回カメラの買い替えを検討しているので、価格や簡単なスペックなども確認していこうと思います。
カラーは従来通りシルバーとブラックの２色展開
新しくもクラシックなフォルムを持つX100シリーズはやはりシルバーが似合います。とはいえ、ブラックはどのシーンでも万能に使えるため、どちらを選ぶかはかなり時間がかかりそう。
個人的には少しシルバー寄りですが、もしすぐに購入できるとなればブラックでもいいかもしれません。本体のカラーだけでも沼にハマりそうですよね。
X100VIの店頭予想価格は281,600円前後
X100Vの店頭価格は18万円ほどだったのに対し、X100VIは281,600円前後が予想されており10万近く定価ベースで値上げとなります。
円安の影響やアップデートの内容を考えれば妥当なのかもしれませんが、前機種と比べてしまうとどうしても「高い」と感じてしまいます。
また全世界1,934台限定の同社90周年を記念した特別仕様「Limited Edition」は、35万900円が予想されています。
新しく搭載されたボティ内手ぶれ補正が魅力
今回X100シリーズ初となるボディ内5軸手ブレ補正機能（最大6.0段分の補正効果）が搭載されています。少々ラフな撮り方をしてもブレなく綺麗に撮れるというのは魅力的。
現在所有しているカメラ（α6400）は手ぶれ補正がなく手持ちでの動画撮影は正直厳しいため、今回のX100VIが動画撮影機としても優秀なのであれば買い換えの価値は大きくなってきます。
X100VIの主なスペック
X100VI
128.0（幅）×74.8（高さ）×55.3（奥行）mm、最薄部：33.2mm、重量は約521g。
X100V
128.0（幅）×74.8（高さ）×53.3（奥行）mm、最薄部：32.7mm、重量は約478g。
※重量はバッテリー､ SDメモリーカードを含む
本体サイズはほとんど変わっていませんが、重量は約43gのアップしています。軽さを求めている私にとってはこの重量アップは少し懸念点。
しかし、ボディ内手ぶれ補正搭載でここまで詰め込めたのは素晴らしいです。もっと重量アップしてくれれば諦めがついたのに…。
X100VIの主な特徴
- 有効約4020万画素の裏面照射型「X-Trans CMOS 5 HR」センター
- 画像処理エンジン「X-Processor 5」
- 補正効果6.0段のボディ内5軸手ブレ補正
- 「フィルムシミュレーション」に「REALA ACE」を搭載
- 焦点距離35mm相当（35mm判換算）/開放F2の単焦点レンズ
- チルト液晶モニター
- 6.2K/30p記録、4K/60p記録対応の動画撮影機能
- 重量約521g（バッテリー、SDメモリーカードを含む）
カメラに求めるもの
私が普段使いでカメラに求めるものは以下の通りです。
- 500g以下
- ポケットサイズ
- ボディ内手ぶれ補正
- 撮って出しでフィルムカメラを再現
- ストロボ内蔵
- USB-C
- チルトもしくはバリアングル液晶
- 明るいレンズ（F2程度）
- 動画機としてもそこそこ優秀
- 10万円台
X100VIはほぼほぼ条件を満たしているのですが、おそらく皆様も懸念されているであろう価格が一番の問題です。30万円近い超高級コンデジとなりました。
予算に上限がなければいいカメラを買えるのは当然の話であって、自分のライフスタイルとそのコスパに見合うかどうかは分かりません。
価格やサイズ感、重量を比較してもうGR3がいいんじゃないかと思ったり思わなかったり。普段持ち歩く気になれるかどうかも重要ですから。
欲しいのは価値か、安さか
欲しいのは「価値」であり「安さ」ではありません。このほぼ全部入りの高級コンデジを購入することで悩みが飛ぶのであれば購入する価値は大いにあると思います。
また、一度タイミングを逃してしまえば何年も手に入らないといったことも考えられるため、そこに「購入ボタン」があるなら思わずポチッとしてしまうことでしょう。
リミテッドエディション抽選予約開始
応募期間：2月28日（水）10:00～3月10日（日）23:59まで
国内の販売は90台です。かなり少ないので争奪戦になりそうですね。
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