白い部屋に合うおしゃれで快適なワーキングチェアを探している中で、ひときわ目を引いたのがコクヨの「cuna(クーナ)」。シンプルながら洗練されたデザインが印象的です。
このチェア、脚がソリのような形になっていて、ロッキングチェアのように前後にゆらゆらと揺れるのが特徴的なんですよね。今回、半年間使った感想をレビューします。
馴染みやすいナチュラルな色味
本当は真っ白なフレームが良かったんですが、実際に合わせてみると、デスク周りのグレーの小物と絶妙に馴染んで、逆にそのバランスがとても良かったです。
オパールグリーンの座面も主張しすぎない色味なので、白い部屋のアクセントとしてピッタリ。落ち着いた雰囲気の中にも、ちょっとした個性を感じられるデザインです。
程よい揺れが心地よい
重心を移動して、集中したい時は前傾、リラックスしたいときは後傾と使い分けることができます。感覚的にはバランスボールに座っている感じ。
程よいカーブでの揺れが心地よく、つい休憩が多くなりがちなので、どちらかというとデスクワークよりもリラックスタイムにこそぴったりだと感じました。
座りながらテレビを見たり、本を読んだりしながらゆらゆら揺れている時が、この椅子のロッキング機能を一番楽しめる瞬間だと思います。
ただ、裏側が樹脂製のため、そのまま使っているとフローリングやクッションフロアでは傷がつく恐れがあります。私の場合、半年間ほどで床に薄い擦れ跡が付いてしまいました。
ここは素直にラグを敷くか、脚に直接フェルトをつけた方が良さそうです。床の保護だけでなく、消音性も兼ねているので。
長時間でも疲れにくい
座面のクッションはすごく薄く感じますが、しっかりとした硬さがあるので、ヘタれることもなく、また長時間座ってお尻が痛くなることもありません。
スリムに見えるのって結構インテリアとして大事ですし、ここが分厚かったら買わなかったかも。個人的には硬めの方が好きなので、好みの座り心地でした。
軽量コンパクト
座面が折りたたみ式になっているので、使わないときは立てておくとスッキリ。面積的にはあまり変わりませんが、圧迫感がなくなり視覚的にコンパクトになりました。
ちょっとしたことですが、こういった小さなストレスフリーが、日常の快適さを底上げしてくれるんだなと実感しました。
インテリアとしても魅力的なクーナ
ナチュラルな色味や洗練されたフレームの形、程よい硬さの薄めウレタンなど、どれをとっても魅力的なデザインだと感じました。やっぱりシンプルは良い。
万人受け、万能なチェアではないかもしれないけれど、気分転換したいときや、リラックスしたいときに定期的に座りたくなる、そんな椅子です。
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