コスパ最高のバイクインカム!JESIMAIKのR16をレビュー

グラムスターにインカム(JESIMAIK R16)取り付け

ツーリング中はもちろん、音楽やラジオを楽しむときにも欠かせないバイクインカム。有名メーカーのモデルは高価で、かといって安すぎるものは性能面で不安が残りがちですよね。

ちょうどそんな悩みを抱えていた頃、知人から「すごく良いインカムを見つけた」と教えてもらったのが「JESIMAIK R16」でした。

価格は1万円台前半ながら、7mmの極薄スピーカー、防水防塵仕様、他社製インカムとの接続対応と、まさに全部入り。今回は、このバイクインカムの1年間使用レビューをします。

目次

以前のインカムの不満点

以前は5,000円弱のインカムを使っており、価格のわりには満足できるものでした。ただ、使い続けるうちにいくつか不満も出てきました。

  • 長時間つけていると耳が痛くなる
  • 音質は悪くはないが良くもない
  • インカムで会話するにはスマホが必要(電話、LINE通話)
  • マイクが大きい
  • USBの規格が古い

高価格帯のインカムであれば、これらの悩みはすべて解決できます。とはいえ、ソロで遠出したり、知人とツーリングする機会はあまりないので予算は1万円ほど。

そんなとき、知人に教えてもらったインカムがまさに求めていたスペックで、デザインや機能面も自分の理想にぴったり。迷わず購入しました。

R16の付属品

バイクインカムJESIMAIKのR16付属品

R16は、ジェットヘルメットにも取り付けできるようにアーム式マイクも付属していました。加えてクリップか粘着テープかでマウントを選べるので、好きな位置に固定できます。

操作方法は簡単ですが、全部の機能は覚えられないため、マニュアルのURLをブックマークに保存。いざという時は見返して設定できるようにしています。

極薄スピーカーなのに高音質

他社製品とJESIMAIK R16のスピーカー厚み比較

他社製品と比較しても一目瞭然。R16のスピーカーは厚み7mmと薄く、耳の当たり方も軽減されて2時間走行しっぱなしでも全く痛くありませんでした

他社製品とJESIMAIK R16のスピーカー厚み比較

音質面も期待以上。薄型ゆえにチープな音を覚悟していましたが、40mmドライバーを採用しているだけあって、低音も極端にカットされることなく、全体的にクリアで高音質です。

有名メーカーのインカムも試したことがありますが、音質の差はほとんど感じられず、むしろR16の方が自分の好みに合っていました。音量も十分です。

ひさし

薄さは正義ですよね。

通話がクリア

以前使っていたインカムはスマホの通話品質に依存していたため、電波状況が悪い場所では音が途切れたり、通話自体ができなくなることもありました。

その点、R16はインカム本体だけで通信が可能で、通信距離は最大1,500m。声も非常にクリアで、正直スマホ通話よりも聞き取りやすいほどです

試しに離れて会話してみましたが、直線距離500m程度で少し雑音が入ってくるような感じでした。ツーリングでは離れて走ることもあまりないので、この点は気になりません。

バッテリー持ちが良い

バッテリーの持ち方はとんでもなく長いです。連続15時間使用できるなら2時間ツーリングで計算したとしても7回分くらい?ありますよね。

しばらく放置していてもバッテリーが切れる様子がなかったので、充電自体ほとんどしたことはありません。安心感が違います。

ただしPD急速充電には非対応です。うっかり充電しているものだと思って放置していたら全く充電されていなかったといったことが1回だけありました。

ひさし

充電ランプが光っているかは要確認

ビスは錆びやすいかも

バイクインカムJESIMAIKのR16のビス錆び

雨に濡れたまま放置していると、拭ききれていなかった裏のビスは錆びていました。本体はプラスチックなので問題はないと思いますが、気になるひとは気になるかも。

私は気になってしまったので、念のためビスを外して黒スプレーで保護してきました。今はR16がモデルチェンジされているので改善されているかもしてません。

装着方法(グラムスター)

JESIMAIK R16のマイクとスピーカー

マイクやスピーカーにはマジックテープが付けられており、付属のマジックテープをヘルメット側に貼り付ければ設置できます。

スピーカーの設置と配線

グラムスターにスピーカー用マジックテープ貼り付け

グラムスターでは、顎紐の根本部分が耳の開口部だったので位置を合わせて、チークパッドを外してマジックテープを貼り付けしました。

グラムスターのインナー取り外し

ヘルメットのインナーパッドはボタンでくっついているので、引っ張って外します。この後ろのインナーパッドの中に、余った配線を回せばうまく隠すことができます。

グラムスターのインナーパッドに配線を隠す

マイクの設置

グラムスターにインカム用マイク取り付け

マイクは顎紐下あたりに空間があったので、ここに設置することにしました。口元じゃなくても案外綺麗に声を拾ってくれるので問題ありません。

グラムスターにインカム用マイク取り付け

チークパッドをつけるとマイクがシンデレラフィット。すっぽりと綺麗にハマるので、マジックテープは貼り付けないで押し込む形にしました。

マウントの取り付け

グラムスターにインカム用クリップ取り付け

グラムスターだと隙間が狭く、無理やり押し込む形になるのですが、クリップ式マウントでテスト装着しました。最後まで入らないので、粘着テープが良かったかも。

グラムスターのインナーパッドに配線を隠す

最後に本体とケーブルを繋いで、散らばった配線を微調整しながら後ろのインナーパッド裏に隠します。被ったとき違和感が出ないように線が重ならないように注意。

※クリップ式マウントだと、ヘルメットの脱着時少し邪魔になるのと、緩衝材の軋み音が気になったので、粘着テープで後方に付け直しました。後方だと風切り音もなく快適です。

大満足のバイクインカム

グラムスターにインカム(JESIMAIK R16)取り付け

デザインも操作性も文句なしで、本当に買ってよかったと思える一台でした。インカムを探している知人がいたら、迷わずこれをすすめたいです。

現在はR16Proとして、FMラジオがついたり、充電時間が1.5時間に短縮されたり、イコライザーが追加されたりとアップグレードされているようです。

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